ローストチキンへの道② (なにがなんでも食べたいんだぁ!)

kuushinpapa

2012年10月11日 22:21

10月7日(日)初ダッチ・初ローストチキン計画は、前回書いた様にダッチオーブンが間に合わないという事態に陥ってしまいました。

が、しかし、諦めません!


だって、奥さん・息子はもとより、実家の両親にも、

「旨いローストチキン食べさせてやるから、楽しみにしておいて!」

って、宣言しちゃってるしー!


だって、もう既に丸鶏を2羽、買ってしまってるしー!


しかも、丸鶏も実家配達にしてて、両親からは、

「言われた通り、キッチリ解凍してるからねぇ♪」

なんてメールがきちゃってるしー!


これでローストチキンは出来ませんなんて、親孝行な僕には無理!!


何より、僕が食べたい!



どうする?

どうやってコレ食べた?



ダッチなしでのローストチキンで食べる、その計画とは、










鶏さんクルクル丸焼き作戦!


クルクル回すスキュアーを自作されておられた方がいたのを思い出したんです。


ハイ、私、ダッチを買ったのも、ローストチキンを食べたくなったのも、人に影響されまくった結果です(^^;

ダッチが欲しくなったのは、この方のブログ(何故かベーコンを焼いてる蓋に惹かれた)

ローストチキンが食べたくなったのは、この方のブログ

(勝手にリンク貼っちゃいました。ダメなら教えてください)




ダッチがないんだったら、あのクルクル作戦しかない!




いやぁ、食欲ってのは凄いですね。

もともとテント泊デビュー前にやりかけた自作ネタは、ずーっと放置状態なのに…


という事で、初の自作ネタになりましたkuushinpapa です。


今回ちょっと長いです。


よければ、お付合いください。
ピノースークさんの自作は確かステン板とステン棒で作っていたはず。

ブログを読んだ時は、美味しそうなチキンに釘付けだったので、詳細まで覚えていなかったのですが、自作スキュアーもシンプルで機能的だなぁと感動したのは事実。


ただ、「あんなに綺麗に作れるのか?作るのに時間がかかってしまうと、目的の食べる行為が出来ないんじゃ?」と思ったので、

ステン網とステン棒での作成しようかと。


これなら、最初から穴が開きまくってるから、作業簡単+丸鶏を焼く角度も無限に調整できる♪


なんて安易な考えでしょう。


ネックは、都合よくグリルに納まるサイズのステン網があるかどうかなんですが、幸い実家には、ドリルやグラインダー等の工具があるので、ステン網がなければ、ステン板で作ればいいかなと。


10月6日(土)は、釣り&新鮮刺身で充分満足だったのですが、明日への期待を抱きつつ、実家で就寝。


そして、決戦当日の10月7日(日)!


朝一でホームセンターに。


が、やっぱり世の中うまくはいきませんね。



コンロに合うサイズのステン網は無し。

ならば、ステン板を見たのですが、1mm板が1枚しかない・・・

切って歪むのも嫌だし、手間も増えるし、何より結構いい値してる!

2mm板もありましたが、当然更にいい値段が付いてます。

しかも2mmになると、重い!

僅か1mmの差がこれ程の重量感を生み出すとは…

ステン板はあると思ったのに~


極めつけは、ステン棒も無い!


う~ん、なんでこう僕の行くホームセンターは、材料に乏しいのでしょう・・・




しばらく考えた結果、用意した材料は、


ステンロングSカン 550mm 399円

アルミ素材5mm/300mm 大 510円

アルミ素材 5mm/300mm 小 265円

6mmボルト @22円×4

ワッシャー @21円×8

蝶ナット @122円×4


合計 1,918円+980円グリル



結局1時間位ホームセンターにいました。





実家に戻ったら、早速作業開始!

作業手順は、


①ステンロングSカンの片方のS字部分を切断し、もう一方を力ずくで整形。





え~っと、作業中の写真はこれだけなので、後は文章のみです

②アルミ素材の真ん中位に穴あけ。


③その穴にステン棒を挿しこみ、U字になった部分をアルミに押し付けグルっと1周。これでアルミに円状の傷がつきます。



④円状の傷を目安に、固定用の穴を開ける。(僕は4ヶ所開けました)


⑤1ヶ所、真ん中の穴に向かって溝を切って、ステン棒が取り外ししやすくする。


⑥アルミ素材とコンロに固定用ボルトを挿しこむ穴を2ヶ所ずつ開ける。


⑦グラインダー等で削ってバリ取り+ステン棒を串状に。



以上で、



完成!!


(何か、丸鶏の中から垂れ下がってますが、気にしない気にしない!)


各部の拡大画像



U字に曲げた部分を穴にさす事で、角度調整。




アルミ板の固定はボルトを手回し。

下穴は高さ調節用です。


串のサイズは、斜めにすればコンロの箱に収納出来る長さにしています。


いやぁ~結構やってみたら簡単でした♪











う~ん、どうしよう?











言っちゃおうかなぁ?











あのね、

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の皆さんは、NHKとか見ますよね












歯磨きの歌って知ってますよね








♪~♪



♪~♪~♪~



♪仕上げはお父さ~ん♪(僕の)



え~っと、

①から⑤の途中まではやりましたよ!一緒にですけど・・・

最後までやろうと思えばやりましたよ!!たぶん・・・


いい訳させてもらうと、


道具を用意して、①から⑤の途中までの所要時間は30分もない位。

もともと実家に帰る予定だったのは、地元の秋祭りがあるから。


ホームセンターで予定外の時間を過ごしたものの、あまりに作業がスムーズに進むもんだから、⑤の途中で祭りに行ったんです。

1時間ほど、2時間は経ってないでしょう。

帰ってみると、完成してました


もっと言うと、僕の父はすごい人なんです。

とっくに定年を迎えてますが、もともと溶接工だった人で、鉄はもちろん、木材でも色んな物を作っちゃいます。

作業③の発想なんて、僕なら出てこないと思います。

ドリルで穴を開けた後のバリ取りも、穴よりちょっと大きめのドリルの頭でガリガリやって取ってました。

物を作るのが好きな人なんです。




そんなおじいちゃんの楽しみを、若者が取り上げるなんて事、あってはいかんでしょう!


親孝行って最初に書いてたでしょ




と、まぁ、準備は整いました。

さっそく、鶏さんクルクル丸焼開始!




これでようやくローストチキンにありつける~♪


なんて事ありませんでした~(T_T)

見えるでしょうか、鶏さんと垂直に何かが刺さっているのが。


お分かりの方もいらっしゃるでしょう。


作った串は、片側をU字に曲げただけの1本物!


なので、


串をまわしても、鶏さんの中で串だけがまわって、鶏さんはちっともクルクルしない!!

仕方がないので、その都度もう1本串を刺して鶏を固定しました。

後で気付いたのですが、、ピノースークさんのも市販品も、串は二又になっているんですね。

これは後で要修正ですね。



まぁ、とりあえず鶏の固定は出来ているので、焼いていくと、















炭火焼きじゃなく、直火焼きにー!!



これまた今回の反省点。

理由は2つ、


食べたい・焼きたい気持ちが、炭の大量投入を招いてしまった。
(この状態で更に炭を足そうとしているのは、僕の父です・・・)

丸鶏の下ごしらえを、塩・にんにく・ローズマリーだけじゃなく、オリーブオイルに漬け込んでいたため、しょっぱなから油がポタポタ状態。(そりゃ、火があがって仕方がないですよね)

ちなみに、今回使った丸鶏はコレ

スープ・カレー材料としてもおすすめ!ローストチキン用 丸鶏 1kgサイズ【YDKG-tk】
価格:720円(税込、送料別)


10インチのダッチでもローストチキンが出来るようにと、1kgサイズを購入してました。


結果、中まで火が通り切らず、最後はレンジで仕上げる事に・・・

しかも2羽とも・・・(学習能力なし!)

僕も僕ですが、さすが親子!

父は2羽目の時も炭を継ぎ足してました



失敗・反省点がいっぱいありましたが、出来上がり♪



気になるお味は?






めちゃくちゃおいしかった~


みんなも大喜び!


当然僕は大満足!!


またやりたいです♪





えっ、串の修正は誰がするんだって?






僕は親孝行な息子ですよ!



ちゃ~んと、次回までの宿題にしておきました~♪

あなたにおススメの記事
関連記事